お客様の声

INTERVIEW

30年ビルとともに生きる

福岡市博多区 S様

30年ビルとともに生きる

山田工務店との出会い

 ご縁をいただいたきっかけは、どのようなものだったのでしょうか?

ご主人様 同級生だった山田社長と、高校の同窓会でお会いしたのがきっかけでした。その時2次会、3次会と行って仲良くなりましてね。そこからが始まりでした。
福岡市城南区長尾の方に、もともと木造の一軒家が売りに出ているのを案内していただいて、マンションの計画を立てていただいた。それを建設したのが1986年のことです。

3棟のマンションを建設

 弊社で合計3棟のマンションを建てていただいておりますが、次の建物が平成10年に竣工されているそうですね。

ご主人様 1998年に博多駅南で1棟、2002年にその近くでもう1棟です。山田工務店にはお世話になりました。

 他の建物はどういうきっかけで建設されたのでしょうか?

ご主人様 3棟目の土地は会社からの通勤途中に見つけまして、ご縁があって、安く譲っていただきました。当時は古い木造建物が建っていたのですが、こういうのがあるからと、計画してもらいました。有難いことです。ビルの完成後は、古い建物からマンションになってきれいになってよかったです、と近所の方からお褒めいただきました。

ビルは生き物。かわいがれば、かわいがるほど活きてくる


 建設当時の記憶に残っていることなどはございますか?

奥様 1棟目を建てたあと、山田社長から 掃除とか管理は自分でしないといけないよ という一言がありました。当時糟屋郡に住んでいましたので、そこから毎週日曜日、軽自動車で通っては掃除やごみ捨てなどをおこなっていきました。その頃はマンションに押しつぶされるようなプレッシャーを感じていたこともありました。それは入居者への役割を果たさないと、という気持ちだったと思います。でも掃除が終わって帰ってくるときの嬉しさ。晴れ晴れとした気持ちで、喜んで帰っていましたね。そういうのが10年くらい続きました。

 ずっと継続されてこられたのですね。

奥様 初めは掃除に行っても、入居者から何を言われるのか怖かったです。ただ、続けているうちに、お疲れ様ですとか声をかけられるようになって、そのうち嬉しくなってきて、自信になりました。山田社長から言われたその一言が財産になって、途中からは自信がついて、絶対30年間は満室にしてやろうという気持ちになりました。本当にビルは生き物。かわいがれば、かわいがるほど、活きてくるんだっていうのは、身をもって感じました。本当に山田社長が言ってくださったおかげです。

今も掃除や管理は自分たちでやっています


 今では息子様の奥様がお手伝いされているとか。

奥様 そうです。長尾のビルは30数年経った今では息子の嫁が週に1回バスで行って清掃してくれています。不動産の方からいつもきれいですね、清掃業者を紹介してください、なんて言われたこともありました。(笑)

 受け継がれていかれているんですね。他の2棟は今もまだお二人でお掃除や管理されてあるのですね。

奥様 健康なうちは少しずつでも動かないとですね。今でもご苦労様ですというお言葉をいただきます。入居者の方も大事にビルを扱ってくださっているので嬉しいですね。

建設会社と施主というだけではないお付き合い


 その他にも、当時から建設会社と施主というだけではなく、色々な形でお付き合いさせていただいたと伺っています。

奥様 いい時代は、家族全員沖縄に一緒に連れてもらった経験があります。その他にも韓国や大連、台湾などにも連れて行っていただきました。いい思い出がたくさんできましたね。
 今もビルの水中ポンプの修理など、こまめに建物のお手入れをされていますね。今後弊社にご期待いただけることなどがありましたらお願いいたします。

奥様 ビルは古くなるとリフォームが出てきて、生き返る。大事なことだと思います。人間が成長していくことと同じだと思います。今後ともよろしくお願いいたします。
 最後に、建物のことと直接関係ありませんが、いつもご夫婦お二人仲良くされていますが、何か秘訣があるのでしょうか?

奥様 私はこれまで主人に守っていただいたという思いがあるので、今度は色んなことがあっても、私が守ってあげようとそういう気持ちです。